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JMU、次世代省エネ型バルクキャリア引渡し

2020年7月10日 (金)

荷主ジャパンマリンユナイテッド(横浜市西区)はこのほど、三重県津市の津事業所で建造していた次世代省エネ型バルクキャリア「フリードリヒ・オルデンドルフ」を引渡した、と発表した。

同船は、低抵抗・高効率を追求した船型や独自の省エネ装置、電子制御エンジン、低摩擦塗料、大直径プロペラなどを採用したことで、従来船と比べ大幅な燃費削減を達成。ことし以降の契約船に適用される温室効果ガス排出規制のフェーズ2を先取りして満たしている。

また、排気ガス中の硫黄酸化物(SOx)を除去するSOxスクラバーを搭載し、SOx排出規制にも適合する。

フリードリヒ・オルデンドルフの概要
主要寸法:全長299.99メートル、幅50メートル、深さ25メートル、喫水18.40メートル
載貨重量:20万8822トン
総トン数:10万7450
主機関:MAN-B&W 7S65ME-C8.5 ディーゼル機関1基
航海速力:14.50ノット
定員:25人
船級:NK
船籍:パナマ