DFA、伊製配送ロボットの導入検討企業を募集

サービス・商品ドローン・フューチャー・アビエーション（DFA、東京都渋谷区）は28日、陸上配送ロボット「Yape」（イエイプ）の商用プログラムパートナー企業を5社限定で募集すると発表した。

イエイプはイタリアのハイテクメーカー子会社が開発した2輪の自動配送ロボットで、複雑で勾配の激しい道で実験を繰り返した結果、安定して走行できるようになった。屋外の凹凸のある道や室内のカーペット上で円滑に走行したり、エレベーターと連動して屋内のフロア間を移動したりできるのが特徴。

DFAはこのロボットの国内独占取扱権を保有しており、2018年に慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスでデモ走行を、翌19年には日本郵便本社で配送試行をそれぞれ実施した。

パートナー企業の対象は配送ロボットの導入検討企業で、初期設定費用、月額リース費用がかかる。