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ギークプラスと8月から4週間

DHL、保守部品倉庫でロボット導入効果の最大化PJ

2020年7月30日 (木)

ロジスティクスギークプラス(東京都港区)は30日、DHLサプライチェーン(品川区)向けに現場とロボットの協働を目指した物流コンサルティングプロジェクトを8月から開始する、と発表した。

▲現状分析(イメージ・出所:ギークプラス)

ギークプラスとナイキの生産性改善プロジェクトにDHLが興味を示したのを機にギークプラスとDHLが共同プロジェクトを立ち上げたもので、2019年にDHLが開設した大規模保守部品倉庫で、8月からスタートする4週間の取り組みでロボット導入効果の最大化を図る。

DHLでは、保守部品倉庫にギークプラス製の物流ロボットを導入し、ピッキング効率が手動と比べて向上したものの、保守部品特有の「受注から発送までの厳しい時間管理」や「多種多様な商品サイズ」「SKUによる制約」が壁となってロボットの導入効果を最大化できないでいる。

▲改善提案(イメージ・出所:ギークプラス)

そこで、ギークプラスとの共同プロジェクトを通じ、システム内外の情報連携、商品特性に合わせた棚付け手法をそれぞれ最適化し、「一段上の効率」を目指す。

ギークプラスはコンサルティングによる短期的な改善だけでなく、現場主導の継続的な改善が可能となるよう、ロボットの生産性を「見える化」するアプリケーションを開発中で、DHLとのプロジェクトでも「メーカーである優位性を生かし、ロジックの変更や追加開発にまで踏み込むことで、ロボット導入効果を最大化していく」と改善に自信を示している。