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静岡の運輸交通事業所で月161時間の時間外労働

2020年10月8日 (木)

行政・団体静岡労働局がこのほど発表した管内事業所に対する監督指導結果によると、2019年度は監督指導を受けた運輸交通業の58の事業所のうち、52事業所で労働基準関係法令違反が見つかった。

同局は、管内全体で967の事業所に監督指導を行い、87.1%にあたる842の事業所で労基法違反を確認。運輸交通業では、労働時間に関する違反が41の事業所で、健康障害防止措置に関する違反が10の事業所で、賃金不払労働が4の事業所で見つかった。

このうち、従業員100人以上500人未満の運輸交通業の事業所では、36協定で定める月45時間の限度時間を大幅に超える月161時間の時間外・休日労働が確認され、労働局が是正・改善するよう指導。この事業所は、増員と一部外注によって労働時間を短縮したという。