国内岩手労働局がこのほど発表した管内事業者に対する監督指導結果によると、2019年度は運輸交通業の22の事業所が監督指導を受け、20の事業所で労働基準関係法令違反が見つかった。
同局は、19年度に管内410の事業所に監督指導を実施し、84.6%にあたる347の事業所で労基法違反を確認。運輸交通業は、労働時間に関する違反が16事業所で、健康障害防止措置に関する違反が3事業所で見つかった。
管内では、44の事業所で80時間を超える時間外・休日労働が見つかっており、150時間を超えるものが4事業所で確認されている。