財務・人事丸全昭和運輸が9日発表した4‐9月期(2021年3月期第2四半期)決算は、新型コロナウイルスの影響で既存貨物が減少して売上高が5.2%減少(前年同期比)したものの、原価を抑える取り組みの効果がみられ、営業利益は4.1%増の44億100万円となった。四半期最終利益は30億1000万円(38.6%減)。
主力の物流事業は、倉庫業部門が主に関東で取り扱いを増やした一方、貨物自動車運送、港湾運送、鉄道利用運送、物流附帯事業の4部門は減収となった。通期は従来予想を据え置く。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)21/3/中間 | 21/3/1Q | 20/3/通期 | 20/3/3Q | |
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売上高 | 57,826 [-5.2%] | 29,241 [-4%] | 122,801 [5%] | 92,217 [5.6%] |
営業利益 | 4,401 [4.1%] | 2,283 [15.4%] | 8,877 [18.3%] | 6,539 [16%] |
最終利益 | 3,010 [-38.6%] | 1,689 [-52.1%] | 8,030 [35.3%] | 6,503 [46.8%] |
売上高営業利益率 | 7.6% | 7.8% | 7.2% | 7.1% |