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日通、日本・欧米部門伸びず2Q営業益28%減

2020年10月30日 (金)

ロジスティクス日本通運が10月30日に発表した4‐9月期(2021年3月期第2四半期)決算は、新型コロナウイルスの影響で日本、米州、欧州など多くの部門で収入が減少し、売上高は9644億円と前年同期比7.2%の減収となった。営業利益は208億円(28.3%減)、四半期最終利益は固定資産売却益の増加で230億円(21.4%増)。

航空輸出貨物の取り扱いが増加したことで東アジア、南アジア・オセアニアの2部門が増収となったが、日本、米州、欧州、警備輸送、重量品建設、物流サポートの6部門は減収。部門利益は東アジア、南アジア・オセアニア、警備輸送、重量品建設の4部門で増益、日本、米州、欧州、物流サポートの4部門は減益となった。

通期は、航空運送を中心とした国際貨物の輸送需要が伸びている一方、「国内貨物の荷動きが想定以上に低調」だとして、従来予想を据え置く。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/中間21/3/1Q20/3/通期20/3/3Q
売上高964,464 [-7.2%]472,033 [-9.2%]2,080,352 [-2.7%]1,566,659 [-2.1%]
営業利益20,875 [-28.3%]4,477 [-57.9%]59,224 [-25.6%]45,044 [-24.2%]
最終利益23,077 [21.4%]9,608 [32%]17,409 [-64.7%]31,278 [-22.8%]
売上高営業利益率2.2%0.9%2.8%2.9%