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日通が星・越でGDP認証取得、アジア拠点で続々

2020年12月14日 (月)

拠点・施設日本通運はこのほど、シンガポール現地法人がチャンギ空港自由貿易地域(FTZ)内の施設でGDP(医薬品の適正流通基準)認証を取得し、ベトナム現地法人もドンナイ省の物流センターでGDP認証を取得したことを発表した。

日本通運は、国内4か所で整備している医薬品センターの本格稼働を前に、海外の輸出入拠点や物流拠点でも着々とGDP認証を取得。高品質な医薬品物流網を世界の医薬品メーカーや流通関係者に提供する。

シンガポールでは、日系物流企業で唯一の空港保税地域内施設であることを生かし、同国に研究・開発・製造拠点を構える世界の製薬会社に対し、安全で高品質な航空輸出入サービスを提供する。

▲ベトナム日通がGDP認証を取得したアマタ・ロジスティクス・センター(越・ドンナイ省)

ベトナムでは、急速な経済成長による国内需要の増加や、EU・ベトナム自由貿易協定(EVFTA)によるジェネリック医薬品の輸出活発化が見込まれている。ベトナム日通は、航空・海運貨物フォワーディングと、道路輸送・倉庫サービスに関するGDP認証を取得することによって、欧州からの医薬品輸入や日系医薬品メーカーによる事業展開に対応し、すでに認証を取得しているグループ各社とともに国際物流サービスを提供する。

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