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東海汽船、20年通期は売上2割減・各利益赤字に

2021年2月15日 (月)

財務・人事東海汽船が15日に発表した2020年通期(1月-12月)の連結決算は、売上高が89億7000万円(前年比19.3%減)で、各利益項目は赤字となった。営業損失は4億1500万円(前年は7300万円の赤字)で、純損失は3億2800万円(2400万円の黒字)。新型コロナウイルスの感染拡大により、旅客数が前年の半分以下となったことが大きく影響した。

一方、貨物部門については堅調で、取扱量は5.8%増の29万1000トン。島しょ部における公共工事の増加に伴い、工事関連品目の取り扱いも拡大した。

なお、2021年12月期については売上高15.6%増の103億7000万円、営業利益6000万円、純利益5000万円を予想。上半期までは引き続き各利益項目が赤字となる見込みだが、引き続き全部門でコスト削減に努めるとともに、コロナ後の市場回復に期待する。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/12/通期20/12/3Q20/12/中間20/12/1Q
売上高8,970 [-19.3%]6,792 [-21.5%]3,846 [-25.1%]2,178 [-9.6%]
営業利益-415 [ - ]-319 [ - ]-962 [ - ]-454 [ - ]
最終利益-328 [ - ]-132 [ - ]-701 [ - ]-332 [ - ]
売上高営業利益率-4.6%-4.7%-25.0%-20.8%