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陸運の労災死傷者、21年は2割増でスタート

2021年2月22日 (月)

行政・団体厚生労働省が22日に発表した今年1月の労働災害発生状況(速報値)によると、陸上貨物運送業の休業4日以上の死傷者数は、前年同月比20.9%増の654人だった。第13次労働災害防止計画の基準年である、2017年同月との比較では38.3%増。全体に占める割合は13.7%だった。

このうち死亡者数は350%増の9人で、17年比では50%増。全体に占める割合は24.3%だった。

厚労省が策定した第13次労働災害防止計画では2017年を基準年として、2022年までに陸上貨物運送業の死傷年千人率(1年間の労働者1000人当たりの死傷者数の割合)を5%以上減少させることを目標としている。なお、2020年通年の休業4日以上の死傷者数は17年比で7.4%増だった。