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陸上貨物運送の労災死傷、4月累計は14%増に

2021年4月16日 (金)

調査・データ厚生労働省が16日に発表した労働災害発生状況の速報値によると、1月から4月までの陸上貨物運送業の休業4日以上の死傷者数の累計は、前年同月比14.2%増の3000人となった。「第13次労働災害防止計画」の基準年である、2017年の同期間との比較では19.1%増。全体に占める割合は11.9%だった。

このうち死亡者数は前年同期比18.8%増(3人増)の19人で、17年比では26.9%減(7人減)。こちらも全体に占める割合は13.6%だった。

厚労省が策定した第13次労働災害防止計画では、17年を基準年として、22年までに陸上貨物運送業の死傷年千人率(1年間の労働者1000人当たりの死傷者数の割合)を5%以上減少させることを目標としている。なお、20年通年の休業4日以上の死傷者数は17年比で7.4%増だった。