サービス・商品TYPICA(ティピカ、大阪市中央区)は7月31日、住商フーズ(東京都千代田区)と、日本国内におけるコーヒー生豆の総販売代理店契約を締結し、新たなコーヒー生豆調達モデルの提供を開始したと発表した。
新たな調達モデルでは、TYPICAが構築する世界47か国・18万軒のコーヒー生産者ネットワークと、住商フーズが持つ輸入物流、在庫管理、ファイナンス機能を組み合わせる。これにより、ダイレクトトレードで調達したコーヒー生豆を、日本国内のバイヤーが必要な量を必要な時期に受け取れる仕組みを構築する。
主な販売先はコンビニエンスストア、飲料メーカー、小売、外食、ホテル、ロースターなどの大手コーヒー関連企業を想定する。取扱商品はスペシャルティコーヒーとコマーシャルコーヒーの双方で、ブラジル産については日本・ブラジル両政府が公認するダイレクトトレードエコシステムも活用する。
また、住商フーズが国内での在庫保管や輸入物流を担うことで、生産者と直接取引したコーヒー生豆を需要に応じて段階的に引き渡すことが可能となる。バイヤーは焙煎や製造計画に合わせた柔軟な引き取りができるほか、ファイナンス機能を活用することでキャッシュフロー負担を抑えながら調達できるとしている。
両社は、この仕組みによって大規模な原料調達でもダイレクトトレードを選択肢とし、生産者との長期的な関係構築やサステナブル調達を推進する。今後は温室効果ガス排出量の可視化や改善にも取り組み、日本市場における新たなコーヒー調達インフラの確立を目指す。
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