中部運輸局、「雇用シェア」活用に向け説明会

行政・団体国土交通省の中部運輸局は23日に、コロナ禍により一時的に雇用過剰となった企業が従業員の雇用を守るために、人手不足の企業との間で「雇用シェア」（在籍型出向）により雇用を維持する取り組みを支援する、新たな助成制度の説明会をオンラインで開催する。2020年度第3次補正予算で、出向元と出向先の双方の企業向けの新たな雇用安定助成制度が創設されたことを受けたもの。

同制度を運輸・観光事業者に広く周知し、企業間のマッチングを促すことが狙い。管内各県の運輸・観光関係事業者団体に加えて、自動車運送事業、倉庫業、鉄道事業・索道事業、海上運送業・港湾物流事業、造船・舶用工業など、幅広い業界の事業者の参加を募るとしている。