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渋沢倉庫、物流ロボ導入で+AのRaaS活用

2021年5月10日 (月)

ロジスティクス渋沢倉庫は10日、物流ロボットのサブスクリプションサービス「RaaS」(Robotics as a Service、ラース)を展開するプラスオートメーション(+A、東京都港区)と共同で、物量波動に適切に対応するソーティングロボットシステム「t-Sort」(tソート)と作業員による業務を組み合わせた「ハイブリッド型業務フロー」を構築し、松戸営業所(千葉県松戸市)に導入したと発表した。

同社が運用するWMS(倉庫管理システム)と+Aの庫内実行システム「プラスハブ」を連携させることで、限られたスペースでも効率的に企業間物流や消費者向け物流業務に対応できる体制を整えた。

松戸営業所ではこれまで、少量多品種商品を中心に荷主へ物流サービスを提供し、「業務プロセス改善やテクノロジーなどを活用した効率的なロケーション運営」「作業の見える化による荷役作業の効率化」といった物流サービスの高度化に取り組んできたが、tソートをRaaS方式で導入することにより、アパレル商品のシーズン入替時返品で生じる一時的な大量仕分け作業で「圧倒的な効果」(渋沢倉庫)を発揮したという。

今後は、これらの取り組みをさらに加速し、「先進テクノロジーと、それを活用する現場力の融合」を進めるとともに、他拠点へも展開していく方針。

(出所:渋沢倉庫)