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DMS、20年度はコロナ禍で物流事業が赤字に

2021年5月14日 (金)

財務・人事ディーエムエス(DMS)が14日に発表した2021年3月期の通期連結決算は、売上高が257億2900万円(前年度比5.2%減)、営業利益が14億3000万円(14%減)、最終利益が10億300万円(14.3%減)となった。主力のダイレクトメール事業がコロナ禍の影響で減収減益となったほか、物流事業の損失計上も響いた。

物流事業の売上高は23億5600万円(19%減)で、前期の大型スポット案件の反動で減少。営業利益は改正派遣法による派遣賃金の上昇などにより、2400万円の損失を計上した。前年度は4300万円の黒字だった。

今期はコロナ禍の収束を前提として、売上高273億400万円(6.1%増)、営業利益15億400万円(5.2%増)、最終利益10億5300万円(5%増)を見込む。