ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日通、上海向け定期貨物便のスペースを確保

2010年9月16日 (木)

ロジスティクス日本通運は15日、中部空港-上海間に貨物専用機を定期就航させる揚子江快運航空と、全貨物スペースを運用できる契約を締結したと発表した。揚子江快運航空の日本国内総代理店を通じて契約した。

 

日本発着の国際航空貨物は、中国などアジア路線を中心に回復基調にある一方、大型貨物専用機の撤退や旅客機の小型化などにより、貨物スペースは減少傾向にある。中国向け航空貨物については、この5年間で35%も増加しており、貨物スペースの不足が慢性化していた。

 

日通は今回の契約締結により、揚子江快運航空が中部空港-上海間で週5便運航するボーイング737型貨物専用機の全スペースを確保、成長著しい上海市場へ顧客の貨物をタイムリーに届ることが可能になった、としている。中部地区の貨物だけでなく、国内主要空港間の陸上輸送網を活用することで、首都圏、関西地区の顧客にも安定した輸送サービスを提供する。

 

■運航スケジュール
出発空港:中部国際空港
到着空港:上海浦東空港
出発日:火曜・水曜・木曜・金曜・日曜(週5便)
発着時刻:発13:10-着15:15