常石造船、業務デジタル化で年間1.3万時間削減

荷主常石造船（広島県福山市）はこのほど、設計業務にてドリーム・アーツ（東京都渋谷区、広島市中区）の業務デジタル化クラウドサービス「スマートDB」の利用を開始した。業務のデジタル化により設計品質を向上するとともに、年間1万3000時間の業務を削減して、リソースをコア業務へ集約する考え。

スマートDBを導入するのは、仕様検討から図面管理に至る一連の設計業務。これまではタスク進捗の管理不備や、誤操作によるデータ消失などが発生していたが、今後は同サービスのワークフロー機能でタスク進捗が即座に確認でき、納期順守への効果を見込めるという。登録データの緻密な権限管理や最新データの参照、検索機能によるデータの即時発見も可能となることで、作業時間は大幅に削減できる見通し。