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日本ロジテム1Q、倉庫工事費用など響き減益に

2021年8月6日 (金)

財務・人事日本ロジテムが6日に発表した2022年3月期第1四半期連結決算は、営業収益が141億7400万円(前年度比8.8%増)、営業利益が1億3800万円(同27.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益が9000万円(同13.9%減)となった。新設拠点を軸に取扱量が増加したことで増収となったものの、自社倉庫の仕様変更による工事費用や拠点新設に伴う初期費用が発生したことなどから、各利益は減益となった。

売上高の43.5%を占める貨物自動車運送事業は、営業収益が61億6700万円(同10.1%増)、営業利益が5億3200万円(同29%増)。通販関連やインテリアの輸送量が増加したことに加えて、新設拠点において食品の配送業務を開始したことなどから増収増益となった。

センター事業は営業収益が31億9100万円(同7.6%増)で、営業利益は1600万円(前年度は3500万円の赤字)。新設拠点の稼働開始により取扱量が増加したこと、前年度に実施した料金改定の効果が見られたこと、倉庫内作業の効率化が進んだことなどから増収増益となり、営業利益は黒字転換した。アセット事業は営業収益が32億7200万円(同7.0%増)、営業利益が4600万円 (同83.9%減)で増収減益。

なお、2022年3月期の通期連結業績予想は、当初予想を据え置いた。