環境・CSR横浜冷凍は30日、「横浜みらいサテライト・横浜みらいHRD」(横浜市神奈川区)における使用電力を100%再生可能エネルギー電力に切り替えたと発表した。同社が所有するすべての冷蔵倉庫における再生可能エネルギーのみでの運営を目指した実証実験と位置づけ、低炭素社会の実現に向けた取り組みを推進する。
「横浜みらいサテライト・横浜みらいHRD」は同社の実地研修や人材育成に特化した施設で、2020年に完成した。同社は、今回のこの施設における使用電力をすべて再生可能エネルギーで賄う取り組みを、展開する全冷蔵倉庫における100%再生エネルギー化の実証実験の機会とする。
同社は環境負荷の低減策として、フロンガスから自然冷媒への切り替えや大規模屋上太陽光発電装置の設置、省エネ型冷凍機の採用などを進めている。