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ダイワ運輸系、飲酒運転防ぐ運行管理システム提供

2021年9月29日 (水)

サービス・商品ダイワ運輸グループ(神戸市西区)の総合産業(同)とシステック(鹿児島市)は、飲酒運転を未然に防ぐクラウド対応型アルコールインターロック機能「アルストップ」を搭載した運行管理システム「ロジこんぱすAST」(仮称)の予約販売をことし10月4日に開始すると発表した。

総合産業は、母体であるダイワ運輸グループの理念である高品質の輸送を実現するため、車両の安全対策に関する研究開発や投資を推進する。飲酒運転を直接的に禁止できるアルコールインターロックの導入を検討していた。しかし、従来品はログデータをSDカードや機器本体に保存するものが主流で、リアルタイムで確認できず、対応車両もキーシリンダータイプのセルに限定されるなどの制約があった。

アルコール未検査時またはアルコール検出時には自動車エンジンの始動をロックして管理者に通知。検出されない場合は通常通りエンジンを作動できる仕組み。アルコールチェッカーの故障や緊急時には、解除ボタンにてエンジンを動かすことができるほか、解除ボタンの操作はロジこんぱすの管理ソフトに通知が届き確認できる。管理者が解除理由を入力して動作履歴に記録を残すことも可能だ。検知内容について、リアルタイムでの確認のほかに履歴や日報などでもチェックできる仕様とした。