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日本郵船、アンモニア燃料シンポ参加で議論深める

2021年11月26日 (金)

▲パネルディスカッションの様子(出所:日本郵船)

環境・CSR日本郵船は25日、日本科学未来館で11月24日に開催された「第3回CFAA国際シンポジウム」のセッションとパネルディスカッションに参加したと発表した。

クリーン燃料アンモニア協会主催の国際シンポジウム。3回目となる今年は「燃料アンモニアバリューチェーンの早期社会実装に向けて」のテーマで、「現状と課題」「供給」「利用」の観点からセッションとパネルディスカッションを行った。

日本郵船は、グリーンビジネスグループの横山勉グループ長が「利用」セッションに登壇。海運業界におけるゼロエミッションの動向を説明したうえで、日本郵船のゼロエミッションの取り組みや、グリーンイノベーション基金を活用したアンモニア燃料国産エンジン搭載船舶の開発について紹介した。

パネルディスカッションには中村利執行役員が参加。燃料アンモニアバリューチェーン構築に向けた取り組みと課題について、国際機関や業界団体、企業間で議論を深めた。

日本郵船グループは、ESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた「NYKグループ ESGストーリー」をことし2月に発表。温室効果ガス排出量削減を必須課題と位置付けて、脱炭素化に向けた研究を通じて新たなグリーンビジネスの創出に取り組む。

日本郵船は、ESG経営の強化により気候変動に対応した事業戦略を通じて新たな価値創造を推進していく。