JR貨物、11月から鉄道コンテナキャンペーン

ロジスティクス日本貨物鉄道（JR貨物）は15日、全国通運連盟、鉄道貨物協会と共同で、鉄道コンテナ輸送品質向上キャンペーンを全国で展開すると発表した。

一貫輸送商品である鉄道コンテナ輸送を安心して利用してもらうために、鉄道コンテナ輸送に携わる関係者が一体となって2011年度から継続して実施しているもので、11回目となる本年度は新型コロナウイルス感染予防を徹底しながら、これまでの取り組みを深める。11月1日から12月31日まで。

キャンペーンでは視聴教材の製作、映像視聴による教育、常温アスファルト混合物の活用によるコンテナホームなどの簡易補修、コンテナホームなどの小規模舗装修繕工事、養生資材購入支援、ホームページを使った養生改善事例の共有、多発する品目の貨物事故削減に焦点を当てた取り組み、過去事故事例に対して意識の風化を防止する取り組み——などを展開。

10月下旬から来年3月末までは、ホームページ内に特設コーナーを設けるほか、のぼりの掲出、キャンペーン用グッズの配布も企画する。