行政・団体国土交通省は9日、警察と高速道路会社などと合同で、首都圏に流入・通過する重量超過などの違反車両を一斉に取り締まる「合同取り締まり」を実施したと発表した。
首都圏7箇所で実施し、計測車両13台のうち違反車両2台に対し、指導警告などを行った。当日は大雨による視界不良などにより、予定していた21か所のうち14か所で実施を取りやめた。
物流業界においても、安全で適正な輸送業務に注力する契機となる。
措置命令を行った違反事例としては、車両総重量23.0トン(制限値20トンを3.0トン超過)の車両に対し、道路管理者から違反者に措置命令書を発出。高速道路外への排出措置を命じた。また、道路運送車両法に違反した(不正改造など)車両1台に対し、整備命令を出した。