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DPワールド、中東物流向け戦争リスク保険開始

2026年5月8日 (金)

国際港湾・物流大手のDPワールド(UAE)は7日、中東貿易向けのエンドツーエンド貨物戦争リスク保険ソリューションを開始したと発表した。海上輸送、航空輸送、港湾保管、内陸輸送までを一括で補償し、戦争リスク保険の補償空白解消を図る。

(出所:DPワールド)

同サービスは、中東地域を巡る地政学リスクの高まりを背景に開発した。従来の貨物保険では、戦争リスクが補償対象外となるケースや、海上輸送のみ補償対象となり、港湾保管や陸上輸送時に補償が途切れる課題があった。新サービスでは、紛争や内乱、押収、放置された武器などに起因する貨物損害を対象とし、免責金額なしで補償する。海上・航空・陸上輸送を包括的にカバーするほか、港湾で最大14日間の保管補償も付帯する。

補償額は1輸送あたり最大4億ドル、国内輸送は最大100万ドル。アラビア湾や紅海を含む主要物流回廊で利用でき、中東向け輸送を行う荷主企業などを主な対象とする。

例えば、アジアからUAEのジェベル・アリ港経由で内陸配送するケースでは、港湾保管中やトラック輸送中も含めて一貫補償を提供する。従来は海上輸送区間のみが対象となるケースが多かった。

DPワールドのグループCEO、ユブラジ・ナラヤン氏は「高リスク環境下でも、輸送ルート全体を単一保険で保護できる」とコメント。同社は、港湾・ターミナル事業に加え、貨物輸送や契約物流を含む統合物流サービスを展開しており、今回の保険サービスを通じてサプライチェーン全体を支援する体制を強化する。

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