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荷主三菱ふそうトラック・バス（川崎市中原区）は18日、電気商用車やエコシステムのソリューションの展示施設「カスタマーエクスペリエンスセンター」を川崎製作所（同）の敷地内に新設したと発表した。
同センターは、ことし7月に新設した電動化を推進する組織・エレクトリカル・トランスフォーメーション本部の主導で誕生。電気小型トラック「eCanter」（イーキャンター）の導入検討顧客を中心に、電気商用車やエコシステムに関するソリューションについて、イーキャンターの実車やプレゼンテーションなどを用いて体感してもらう狙いだ。
車両スペックやEV（電気自動車）・FCV（燃料電池自動車）の説明のほか、ダイムラートラックグループの取り組みを紹介する「技術体験」▽イーキャンターの実車を用いた説明・試乗などの「商品体験」▽バッテリーマネジメント・コネクテッドソリューションを学べる「エコシステム・デジタル体験」▽充電器の機能を理解する「充電インフラ体験」▽車両品質へのこだわりを伝える「クオリティラボ体験」▽イーキャンターを含めたふそうの生産ラインを見学する「工場体験」――の計6種類の経験カテゴリーを用意した。
三菱ふそうは、電気商用車のパイオニアプレーヤーとして、イーキャンターの開発・市場投入で蓄積した知見と専門性による独創的な体験を提供することで、顧客に対するさらなる理解促進を図るとともに、政府が掲げる2050年までのカーボンニュートラル達成に貢献する。
