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日通、11月国際航空輸出は15か月連続で前年比増加

2021年12月9日 (木)

(出所:日本通運)

調査・データ日本通運が8日発表した、11月の国際航空貨物取扱実績によると、日本発輸出混載重量は前年同月比9.6%増の2万2417トンで、15か月連続で前年同月実績を上回った。輸入通関件数は同20.5%増の4万3195件で、こちらも9か月連続で前年同月比プラスとなった。

大幅な増加を示した背景には、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う経済活動の停滞で、貨物取扱量が落ち込んでいた前年からの回復基調が顕著となっている現状がある。日本通運だけでなく近鉄エクスプレスや阪急阪神エクスプレスなど国際航空貨物を担う他の企業でも、ことしに入って回復傾向にある。

とはいえ、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の拡大による影響など、先行き不透明感は依然として続いており、未だに予断を許さない。