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TAKUMIが1トン対応の低床型AGV発売

2021年12月15日 (水)

▲(出所:TAKUMI)

サービス・商品国産自律搬送ロボットメーカーのTAKUMI(タクミ、福岡市中央区)は15日、重量物をリモコンで搬送する可搬重量1トンタイプの搬送ロボット「低床型1tAGV」の販売を開始する、と発表した。

重量物搬送ニーズの多い建設現場で資材搬送に利用されることを想定しているが、同社は「あらゆるシーンでより多くの資材を運搬できるよう各方面への導入を進める。資材運搬だけではなく、用途に応じて活躍できる搬送ロボット制御技術のさらなる向上を行う」として、建設現場以外の物流用途にも売り込む。

低床型1tAGVは奥行き1050ミリ、横幅900ミリ、高さ160ミリ(リフトアップ時210ミリ)、重量290キロで、現場作業員が人手やハンドリフトなどの荷役機器を用いている1トンクラスの資材運搬を代替し、現場の負担を軽減したいニーズに対応する。

本体は前後左右、斜め、スピンターンと全方向への走行が可能で、現場のレイアウトに応じて運用できる。リモコン操作のため、作業環境に対しても柔軟に対応、要望に応じてリモコン操作のほかにSLAMタイプへのカスタマイズにも応じる。