ロジスティクス三菱倉庫は24日、米OnAsset Intelligence(オンアセット・インテリジェンス)と戦略的パートナーシップの構築を目的とした業務提携契約を締結したと発表した。
オンアセットは、航空貨物などのモニタリングやトラッキングにおけるソリューション・プロバイダーとして知られる。モニタリングデバイスは、欧米の無線基準と国内の技術基準適合証明を取得。国際線を運航する航空会社の90%以上から機内への搭載を認められ、160か国で使用されている。
オンアセットの最新デバイスは、貨物の位置情報や輸送中の温度・湿度・照度・衝撃・傾きなどを計測できるほか、計測データをクラウド上でリアルタイムに確認することも可能だ。5Gをはじめとするさまざまなワイヤレス機能やセンサーを搭載しているほか、機能の拡張性にも優れており、グローバルで柔軟な運用が可能だ。
三菱倉庫は、アジア・太平洋地域におけるOnAssetの代理店として、精密機器や半導体素材などの高機能材料関連の顧客にデバイスとクラウドプラットフォームを活用した可視化ソリューションを提供することで、顧客の国際サプライチェーンを支援する。