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日本郵船と川崎汽船、気候変動対応で最高評価に

2022年2月10日 (木)

(イメージ)

認証・表彰日本郵船と川崎汽船は10日、国際環境非営利団体(NGO)のCDPより、「サプライヤー・エンゲージメント評価」(SER)における最高評価「CDP2021 サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選出されたと発表した。

CDPは、企業や自治体を対象とした世界的な環境情報開示プラットフォームを運営する国際環境NGOだ。

SERは、企業が気候変動課題に対してどのようにサプライヤーと協働しているかを評価するもので、CDP気候変動質問書の「ガバナンス」「目標」「スコープ3排出量算定」「サプライヤー・エンゲージメント」の4つの分野への回答とCDP気候変動質問書全体のスコアに基づき評価される。

2021年度は評価対象となった全世界の6300社のうち500社あまりが最高評価となる「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定された。うち日本企業は105社だった。

両社は海運業を主体とする物流企業グループとして、カーボンニュートラル実現に向けた脱炭素化の取り組みなど環境対応策を推進。水素やアンモニアなどゼロエミッション燃料の実用化に向けた施策にも注力している。今回の最高評価の獲得を契機として、こうした活動をさらに推進することで、世界レベルで環境配慮型の事業運営をさらに進めていく。