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ブリヂストン、ロシアのタイヤ工場で稼働休止

2022年3月15日 (火)

(イメージ)

国際ブリヂストンは14日、ロシアのウクライナ侵攻を受け、現地のタイヤ工場の稼働休止と設備拡大の見合わせ、同日中のロシア向けタイヤの輸出停止を決定した。タイヤ工場では14日に従業員対応を開始しており、3月18日に稼働を止める。

ロシアにおける同社工場はウリヤノフスク州にある現地乗用車用タイヤ工場のみで、グループ全体でのロシア事業の売上利益は2021年12月期で2%弱としている。同社のロシア駐在員と家族はすでに帰国を始めているという。

ブリヂストンは同時に、ウクライナへの人道支援策として、グループとして支援団体に総額5億円の寄付を実施する。欧州のグループ会社では、従業員がボランティア活動に参加。避難した人々の受け入れや食料、衣料品などの物資支援を実施している。