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飯野海運、自社ビルの「気候変動リスクと機会」抽出

2022年3月29日 (火)

(イメージ)

環境・CSR飯野海運は28日、自社保有ビルを対象に気候変動がもたらす重要なリスクと機会を抽出し、項目を特定したと発表した。G20財務大臣、中央銀行総裁の意向を受けて金融安定理事会(FSB)が設置した作業部会の「TCFD提言」を受けた取り組み。

リスクと機会の抽出に際し、同社は昨年実施した海運業での気候変動シナリオ分析と同様に2度シナリオと4度シナリオの「それぞれの将来の世界観」を踏まえ、幅広く検討。

これからの脱炭素社会への移行に伴い、オフィスビルも省エネルギー化をはじめとした環境対応が必要となるとして、すでに自社所有ビルで進めている非化石証書付電力の購入の開始、照明のLED化、太陽光パネルの設置などに追加する形で「オフィスビルのさらなる省エネルギー化」を検討する。