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作業場の温湿度をセンサーで可視化、熱中症対策に

2022年5月10日 (火)

サービス・商品IoTシステムやデバイスなどを提供するAgx(エージーエックス、東京都台東区)は9日、データ可視化ソリューション「ThingBridge VISION」のアプリケーションとして、高砂熱学工業と共同開発した、周囲の湿温度やセンサーデバイスを装着した人の皮膚温度を可視化する安全管理ソリューションを発表した。屋内外で作業に従事する事業者の熱中症対策として訴求する。

設置・装着するだけで周囲の環境情報を収集する温湿度センサーと、装着者の皮膚温度を収集する皮膚温度センサーを用いて集めたデータを、パソコンやスマートフォン、タブレットから簡単に閲覧できる。ヒートマップ機能を搭載し、過去24時間の温度・湿度・暑さ指数の近似値を表示できるなど、周囲環境の改善に寄与する。

▲(左から)温湿度センサー、皮膚温度センサー(出所:Agx)

温湿度データと皮膚温度データは過去1日、1週間、1か月単位でグラフに表示でき、データはCSV形式でダウンロードが可能で、時系列データを活用した分析に役立てることができる。

ソリューションはシステム開発の必要がなく、各センサーとデータ受信用のルーターを設置するだけで利用できる。5月16日にトライアルユーザーの募集を開始する。

■Agxホームページ
https://thingbridge.jp/vision/

▲グラフ表示機能

▲ヒートマップを可視化