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セキド、温度確認システム開発で低温輸送を支援

2022年5月27日 (金)

▲スマート温度モニタリングソリューションの温度ラベル(出所:セキド)

フードセキド(東京都港区)は26日、温度変化に敏感な商品を安全に輸送・保管するための温度モニタリングシステムを開発したと発表した。

1秒に1回のペースで温度を確認できる「スマート温度モニタリングソリューション」。コールドチェーンによる鮮度の維持が可能になり、物流における食品廃棄リスクを大幅に軽減できる機能が特徴。冷蔵装置の機材トラブルによる食品の損失リスクも軽減できることから、コールドチェーンにおける輸送・保管サービス品質の課題解決も支援する。

セキドは、ドローンなど無人モビリティーによるソリューションを展開。農業分野では、農薬散布ドローンやトラクターの自動操舵システムなどを提供している。こうしたシステム開発の過程で、生産の効率化で品質の向上を実現したにもかかわらず、生産者が大切に育てられた生鮮食品などが大量に廃棄される現状を踏まえて、低温輸送の品質向上を支援するシステムの開発を発案した。