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CPDなど3社、名古屋市港区でマルチ物流施設完工

2022年6月13日 (月)

拠点・施設センターポイント・ディベロップメント(CPD、東京都千代田区)と三菱HCキャピタル(同)、JR西日本不動産開発(大阪市北区)の3社は13日、共同出資して建築工事を進めてきたマルチテナント型物流施設「CPD名古屋みなと」(名古屋市港区)が完成したと発表した。

名古屋市中心部から10キロ圏内に位置し、名古屋市南部の産業道路である国道23号「名四バイパス」に近いことから、名古屋都市圏の輸送拠点として適した立地が特徴だ。さらに、伊勢湾岸自動車道や名古屋第二環状自動車道などを経由して、首都圏や関西圏をはじめ各地への広域アクセスにも優れる。周辺には住宅地も広がり最寄りの鉄道駅も近いことから、従業員確保の観点からも優位性が高い。

機能面では、7260平方メートルからの分割利用が可能な仕様が特徴。床荷重は1平方メートルあたり1.5トン、1階部分は2.0トン。柱スパンは11メートル×10メートル、梁下天井有効高は5.5メートル、一部7.0メートルを確保するなど、最新型の物流施設のスペックを誇る。荷物用エレベーターと垂直搬送機をそれぞれ3基設置し、荷物の搬送・保管業務の効率化を意識している。


▲(左から)倉庫、トラックバース

外壁には断熱性能の高いサンドイッチパネルを採用。全館にLED照明や昼光利用センサーを備えるなど、省エネ対策を施している。環境負荷低減に配慮した施設として各種評価・認証も得ている。制震ブレースによる揺れに強い構造であるのも特徴だ。


▲(左から)エントランス、事務所

CPD名古屋みなとの概要

所在地:名古屋市港区十一屋1-16-1
敷地面積:1万1600平方メートル
延床面積:2万3701平方メートル
構造:鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造、地上4階建て
交通:国道23号名四バイパス「寛政インターチェンジ(IC)」1キロ、伊勢湾岸自動車道「名港中央IC」6キロ、名古屋第二環状自動車道「飛島北IC」6キロ、あおなみ線「稲永駅」徒歩4分