国際米アマゾンは27日、ことし末までに米国中の100都市に数千台の配達用EV(電動)バンを導入すると発表した。
EC(電子商取引)サービスの急速な普及拡大で宅配車両の稼働が高まる一方で、持続可能な社会を創出する観点から環境負荷低減に向けた取り組みを推進。アマゾンは、顧客サービスのさらなる向上と環境対応を両立する取り組みとして、今回の配達用EVバンの導入に踏み切った。
アマゾンは、パリ協定の目標である2050年より10年早い40年までに事業全体で実質的なゼロカーボンを実現する意思を鮮明にしており、今回の取り組みもこうした動きの一環だ。
アマゾンがこうしたEV車両の思い切った導入に踏み切ることで、他のEC・宅配事業者にも同様の動きが一段と加速する可能性がある。