荷主ダイキアクシスは8日、中東情勢の緊迫化に伴う事業影響について公表し、石油化学製品を中心とした供給網混乱により、一部原材料や住宅設備商材で納期遅延が発生する見込みだと明らかにした。現時点で業績への影響は限定的としているが、状況長期化によっては浄化槽製品や住宅設備機器の供給制約、工期遅延につながる可能性があるとしている。
環境機器関連事業では、浄化槽などに使用する石油関連原材料の調達が不安定化しており、仕入れ価格改定や納期調整が発生している。同社は調達先との連携強化や代替資材活用の検討を進め、従来通りの供給体制維持を目指す。ただ、今後の状況次第では受注制限や納期調整を実施する可能性にも言及した。原材料費や輸送費上昇が継続した場合には、製品価格改定も検討する。
住宅機器関連事業では、住宅設備機器メーカーや建材メーカー側で生産遅延や国際物流混乱が発生しており、一部商品では受注停止や出荷制限も生じているという。同社は複数メーカーとの調達網を活用し、安定供給と工期遅延最小化に取り組む方針だが、今後の情勢によっては納期や価格面で顧客調整が必要になる可能性があるとしている。
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