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日本GLP、尼崎に関通専用の物流施設起工

2022年8月8日 (月)

拠点・施設日本GLPは8日、兵庫県尼崎市で延床面積2万8800平方メートルの物流施設「GLP尼崎IV」の起工式を行ったと発表した。同施設はすでに関通が着工前の段階で賃貸借予約契約を結んでおり、同社の専用施設として稼働する。投資総額は81億円で、2023年10月の完成を見込む。

▲GLP尼崎IV完成イメージ(出所:日本GLP)

現地は阪神高速3号神戸線尼崎西インターチェンジ(IC)から700メートル、阪神高速5号湾岸線尼崎末広ICから1.7キロに位置し、大阪・神戸市に向けた広域配送の物流拠点として立地に優れる。国道2号線からも1.8キロと近く、一般国道を利用して近接する大都市都心部に配送可能。

関通はすでにGLP尼崎、GLP尼崎IIIと尼崎市内にある日本GLPの物流施設を複数利用しているが、今回の利用も同社のニーズに合わせた施設設計の柔軟な対応などを評価して決めた。

建物は標準的な倉庫仕様に加え、生産性向上と作業効率の向上のため、空調を整える大型シーリングファンを設置。100席を備えた厨房付きレストランは、室内と屋外テラスが一体感を感じさせ開放感のある空間設計とした。建物外観は、白を基調に黒の帯で強調し、明るく清潔感のあるデザインを採り入れ、エントランス付近には、木や緑などの自然の要素と自然光の明るい印象の空間デザインとした。

▲エントランスイメージ

GLP尼崎IV概要

施設名:GLP尼崎Ⅳ
所在地:兵庫県尼崎市道意町6-36-1
敷地面積:1万4200平方メートル
延床面積:2万8800平方メートル
構造:地上4階建て、耐震RC・S造
着工:2022年8月
完成:2023年10月
認証取得:CASBEE(新築)認証、ZEB認証