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風洞実験の課題解決サービスを提供、パーソルR&D

2022年10月7日 (金)

▲3Dプリンター造形(出所:パーソルR&D)

サービス・商品設計・研究開発・実験事業を手掛けるパーソルR&D(名古屋市)はこのほど、オリックスレンテック(東京都品川区)との協業で、3Dプリンター造形による風洞実験ソリューションサービスの提供を開始したと発表した。乗用車やトラックなどの燃費改善のため、設計から造形、測定、解析、実験までワンストップで空力開発に悩むユーザーを支援する。

発表によると、省エネ法では自動車も「特定エネルギー消費機器」に定められており、エネルギー消費効率の改善が推奨されている。このため、貨物自動車などの製造事業者らは同法に基づき、新たに設定された燃費基準を達成する必要がある。

新燃費基準への対応に向け、空気抵抗を減らして燃費が抑制できる空力アイテムのニーズが高まっている。一方で、その開発には膨大な手間と時間がかかることが、自動車メーカーの技術的課題として挙げられている。

今回の協業により、大型車にも対応できる「風洞実験ソリューションサービス」を開始する。3Dプリンター造形で製作した模型を仕上げ加工まで行うことなどにより、精密な模型が作れるようになり、物体への空気の流れの影響を調べる風洞実験の精度を高めることができる。風洞実験や空力解析といったサービスまで一括して手掛ける。

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LOGISTICS TODAY編集部
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