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調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が12日発表した2022年9月の輸送実績は、前年比0.4%増の220万7000トンとほぼ前年並みだった。
新型コロナウイルス禍による需要低迷に加え、大雨に伴う奥羽線の不通や台風被害を受けたものの、前年は山陽線不通などが響いたことから、前年と同水準で着地した形だ。
コンテナは0.3%増の156万6000トン。自動車部品は、半導体不足や海外からの部品調達が改善傾向にあり増送になったほか、積み合わせ貨物は2021年10月からのブロックトレイン運転開始が寄与し、前年比増を記録した。一方で、紙・パルプや農産品・青果物は需要減などで振るわず、コンテナ全体としては微増にとどまった。
車扱いは0.4%増の64万2000トン。コロナ禍での社会経済活動が戻り始めたため、ガソリンを中心に前年実績を上回った。
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