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トランコム2Q決算、増収減益も通期で下方修正も

2022年10月24日 (月)

財務・人事トランコムが24日発表した2023年3月期連結の第2四半期決算は、売上高が前年同期比5.2%増の838億8900万円、営業利益が7.5%減の36億6000万円、経常利益が5.1%減の38億500万円、当期純利益は27.7%増の33億2000万円だった。

一方で、通期連結業績予想の修正も発表し、海外事業の為替影響や物流情報サービス事業の燃料費高騰による原価上昇、ロジスティクスマネジメント事業のさらなる先行投資費用を踏まえ、営業利益は8.6%減の78億円、経常利益は7.4%減の80億円、当期純利益は7.8%減の60億円とし、利益面をいずれも下方修正した。

第2四半期決算をみると、ロジスティクスマネジメント事業は、売上高が新たな物流領域の獲得など新規拠点での増収要因があったものの、既存拠点の一部で業務を縮小・撤退した影響などで減収。営業利益面でも業界プラットフォーム構築に向け、先行投資費用を計上したことなどが響き減益となった。

物流情報サービス事業に関しては、貨物情報数は前年同期比13.7%増、空車情報数は8.5%減、成約件数は4.7%増となり、国内輸送需要に持ち直しの動きがみられたが、燃料価格高騰などが利益を圧迫して増収減益で着地した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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