日立が新サービス、企業のDX化をワンストップ支援

サービス・商品日立製作所は25日、製造業や社会インフラ産業向けに、DX（デジタルトランスフォーメーション）の構想策定から設計、運用までワンストップで支援する「Hitachi IoT Platform for industry（日立IoTプラットフォーム・フォー・インダストリー）クラウドサービス」の提供を11月1日に開始すると発表した。

それによると、このクラウドサービスでは、企業経営に必要不可欠なデータの収集から蓄積・管理、継続的な活用といったデータマネジメントを推進する。日立がこれまでに培ってきた数多くの事例を参考に、顧客企業のDX戦略や業務構想の策定を支援し、必要なデータモデルを構築する。顧客企業はさまざまな機能を選択できる。セキュリティー対策やインフラ運用は日立が担う。

▲製造業や社会インフラ分野におけるIoTデータ利活用の全体像（出所：日立製作所）

日立は「DX構想の策定からデータモデルの構築、データマネジメント推進までサポート」「必要なサービスだけを選択できるコンポーザブルなデータ利活用基盤を提供」「安全・安心なフルマネージドサービスの提供により運用負荷を軽減」などと、サービスの特長を列挙している。

顧客企業が同サービスを利用することで日立もデータモデルの実績を積み重ねることができ、それらをもとにサービスメニューを拡充していく方針だ。同社は「さまざまな業種や業務から生まれる新たなニーズに継続的に応えていく」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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