商船三井、｢業務をシステムに合わせる｣標準化推進

ロジスティクス商船三井は4日、商船三井ドライバルク（東京都港区）とともに船舶オペレーションと燃料調達、財務・経理の各業務について、複数の最新クラウド型業務アプリケーションを採用して基幹システムを刷新したと発表した。

業務をシステムに合わせる手法を採用し、これらの業務に対して徹底的な業務プロセスの見直しと標準化を実施。今回の基幹システムの刷新をDX（デジタルトランスフォーメーション）推進の基盤としながら、商船三井と商船三井ドライバルクが蓄積した船舶・運航データとの相互活用により、温室効果ガス排出への対応などさまざまな社会問題をはじめ、経営全般の課題解決にデジタル技術を取り入れる取り組みを加速する。同時に、徹底的な業務標準化をさらに推し進めて業務構造の改革につなげていく。

商船三井は2022年度経営計画「Rolling Plan（ローリングプラン） 2022」において、DXを事業戦略と組織の力の向上・働き方改革を支える基盤的取り組みと位置付けている。

▲基幹システムの概念図。オレンジ掛けは刷新した範囲（出所：商船三井）

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LOGISTICS TODAY編集部
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