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川崎重工、荷降ろし省人化へ自動化システム

2022年11月7日 (月)

サービス・商品川崎重工業は7日、物流分野向けに、人に代わってパレットからの荷降ろしを自動化する「デパレタイズソリューション」を発売すると発表した。高まるデパレタイズの省人化ニーズに対応し、作業の効率化を通じた労働力不足やコスト低減にといった物流課題の解決に寄与する。パレット上からの荷降ろし処理能力は、標準システムで1時間当たり650個以上としている。

同社独自技術の3次元AI(人工知能)ビジョンシステムでケースを認識。事前の品種や積み付けパターンの登録が不要で、単載や混載を問わず荷降ろしができ、特殊な形状のケースにも追加学習で認識が可能。

▲デパレタイズソリューションの標準システム概要(出所:川崎重工業)

置く位置を登録するだけでロボットが自動的に動作するため、システムアップ期間の短縮にもつながる。リモートによるサポートや保守が可能な機器とアプリケーションも標準品として付属している。

新製品の投入に合わせ、光永産業(兵庫県加古川市)などロボットシステムインテグレーター9社と協業し、エンドユーザー向けに周辺機器を含めたシステムアップも実施する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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