
▲自動宅配ロボット「デリロ」(出所:ZMP)
調査・データENEOSホールディングス(HD)、ZMP(東京都文京区)、クイックコマース物流ソリューション事業を展開するエニキャリ(東京都千代田区)は12月1日から、ZMP製の自動宅配ロボット「デリロ」を活用したデリバリー事業の第3回目となる実証実験を東京都内で始める。
2021年2月の技術実証、22年2月のニーズ実証検証に続くもの。今回は商業的な事業継続性を評価するため23年3月末まで4か月という長期にわたって行い、実用化前の最終実証と位置付ける。
ZMPが11月30日に発表した内容によると、配送エリアは中央区佃・月島・勝どきエリアで、域内の1万7000戸が対象。サイゼリアや東武ストアなどの小売店の商品を注文できる。宅配ロボットは前回から2台多い4台に増やし、遠隔監視や保安要員を置かずに運用する。荒天時は中止する。
デリバリーのシステムはエニキャリと共同構築し、将来的に、さまざまな種類やメーカーのロボットに接続できる注文サイトや決済、ロボットアサインなどの機能を提供できる設計とする。
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