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Z世代は物流に無関心、大学生の就職先志望度調査

2022年12月5日 (月)

(イメージ)

調査・データZ世代は物流業界に関心が薄い――。インタツアー(東京都港区)が実施した、2023〜26年度に卒業する大学生を対象にした、就職活動での業界別志望度・関心度の調査でこんな結果が浮き彫りになった。志望、非志望のいずれでもない「無関心度」は、物流が82.1%で3番目に高く平均値の72.0%を上回った。

調査は2022年9月13〜20日に実施し、インターネット上のアンケート形式で実施。1万4723人(文系1万3166人、理系1557人)のうち有効回答数は941人だった。

全19業界から業界に入る意欲の高さを示す「志望度」を尋ねたところ、物流は4.9%と全業種のうち16番目だった。トップはIT・ソフトウエア・情報処理が30.3%で、広告・出版・マスコミが25.3%、食品メーカーが21.8%と続いた。平均値は13.5%。

一方で、志望度の低さを示す「非志望度」を見ると、物流は13.0%となり9番目。介護・福祉や建設・建築、機械メーカーよりは数値が低く、平均値の14.5%を下回った。

調査では、業界への志望度と理解度の高さには相関関係があると分析しており、物流の世界に対する興味や将来性を感じてもらう施策次第では、将来的な人材獲得につながる可能性もありそうだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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