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Shopifyで「置き配」選択可能に、セイノーなど連携

2023年1月30日 (月)

サービス・商品セイノーホールディングス(HD)とアプリ開発を手掛けるand.d(アンド・ディー、東京都町田区)は30日、EC(電子商取引)サービスのShopify(ショッピファイ)で「置き配」が選択できるようになったと発表した。商品の再配達回数を減らし、ドライバーらの作業軽減やCO2排出削減につなげたい考えだ。

(イメージ)

発表によると、セイノーHDはグループ会社で物流のコミュニケーションインフラを扱うLOCCO(ロッコ、同中央区)と都市間輸送で「カンガルー置き配便 by LOCCO」を共同で展開している。シェアワーカーなどによるラストワンマイル配送を組み入れた輸送サービスで、届け方法を「置き配」に限定し、無理なく宅配できるサービスにしている。顧客にとって配送料を安く抑えられるケースがあり、Tポイントも貯められる。

一方、アンド・ディーはクラウド型ECサービスのショッピファイに特化したアプリ「配送料カスタム.amp」を開発した。EC事業者が、商品の配送地域や配送方法、重量、商品点数などのさまざまな条件に応じて自由に配送料金の設定ができる。この2つを連携させ、同アプリで配送方法をカンガルー置き配便 by LOCCOに設定することで、ショッピファイでの置き配が実現する。

業界トップクラスの物流インフラを構築してきたセイノーHDと、EC領域でショッピファイ向けに利便性の高い多種多様なアプリ開発を行ってきたアンド・ディーの両社が、それぞれの強みを生かし、再配達削減を目標にこの連携を行ったという。連携サービスは、まず30日に東京都からの出荷だけでスタートし、ことしの春ごろをめどに全国展開を進めていく予定だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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