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セイノーと福通、初任運転者教育で初の合同研修

2023年2月1日 (水)

▲テキストなどを使った研修会の様子(出所:福山通運)

環境・CSRセイノーホールディングス(HD)と福山通運は1日、貨物自動車事業法に定められ、新たに雇用したドライバーを対象にした初任運転者教育を、2社合同で初めて実施したと発表した。グリーン物流を意識したSDGsの実現を目指した、共創による取り組みの一環。

研修会は1月28日、東京都江東区の西濃運輸東京支店で行った。参加したのは関東圏の事業所に所属し、1月入社の両社ドライバーの計16人。当日は、西濃運輸安全推進部の松原弘典部長補佐が「両社の教育ノウハウをコラボすることで教育の質が高まり、より安全を提供できるドライバーの養成に寄与できる」とあいさつしてスタートした。

オリエンテーションや自己紹介を行った後、DVDやテキストを使用しながら運転時の心構えや安全確保のために守るべき事柄、トラックの構造上の特性について理解を深めた。

▲トラックの構造についての研修

屋上駐車場では、実際にトラックを使用し、受講者は構造や日常点検箇所、部品の役割などについて研修を受けた。最後に、福山通運常務執行役員で安全管理担当の森下勝也氏が「皆様に課された使命は、お預かりした荷物を安全安心に目的地へ運ぶこと。講義を各自で振り返り、業務を行ってほしい」とエールを送った。

参加者からは「公共の道路を使って運転するため、マナーだけでなく一般車の見本となるよう安全運転を心がけたい」、「日々いろいろな危険が潜んでいることを常に意識して運転する」といった感想が聞かれた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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