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玉井商船3Q、市況リスク減と効率輸送で営業増益

2023年2月9日 (木)

財務・人事玉井商船が9日発表した2023年3月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比28.3%増の63億3300万円、営業利益が20.1%増の14億2800万円、純利益が2.7%減の9億500万円だった。市況と運航のリスクの軽減に取り組んだことに加えて、太平洋と大西洋を結ぶトランスオーシャン輸送に自社の支配船舶を可能な限り重点的に配船。効率的な輸送に取り組んだことなどが業績拡大につながった。

外航海運業は、支配船舶による北米からの輸入穀物や南米からの水酸化アルミ、海外向けスラグの輸送を実施。採算向上に努めるとともに、一部支配船舶の短期貸船により安定収益の確保を図った。マーケットや為替相場の乱高下があったものの、期間を通じて増収要因となり燃料価格高騰などの運航コストアップ分を吸収した。

内航海運業はドライバルク部門で、バンカー・サーチャージが増加したが、航海数が減った影響で減収。一方でタンカー部門は貸船料の値上げが増収に寄与したが、船員費や船舶の修繕費が膨らんだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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