財務・人事サンリツが10日発表した2023年3月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比11.8%増の152億5800万円、営業利益が5.0%減の9億5100万円、純利益が29.0%減の9億4100万円だった。梱包事業で工作機械の取り扱いが引き続き好調に推移し、売上高は増加したが、梱包に使用する材料費高騰が利益を圧迫。倉庫内作業員の増強による原価上昇などもあって利益を下押しした。
運輸事業は小型精密機器の取り扱いが減少。倉庫事業は新たに成田と八王子に外部賃貸倉庫を契約し、半導体製造装置の取り扱いを増やしたが、事業全体のコストアップを補いきれなかった。
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