京極運輸が通期業績予想を修正、営業損益ゼロに

財務・人事京極運輸商事は10日、2023年3月期通期の連結業績予想を下方修正したと発表した。売上高は86億7200万円（前回予想は86億9900万円）、営業利益はなし（同1億3500万円）、経常利益は7000万円（1億6000万円）、純利益は4000万円（1億500万円）に見直す。

上期は、貨物自動車運送事業での輸送数量の増加や、石油・ドラム缶販売事業での販売単価の上昇もあり、好調に推移して増益となった。しかし、下期に入ると一転し、貨物自動車運送事業において、ロシア・ウクライナ紛争や中国のゼロコロナ政策の影響により自動車用部品、化学品原料の貿易量が減少。さらに国内石油需要の減退もあり大幅な減益となった。

23年1月から3月にかけても輸送量の改善の見通しは立たず、またタンク洗浄・修理事業部門において、工事需要の減少と競争入札による失注のため大幅な減益が見込まれるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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